伊藤義徳研究室とは

当研究室では,認知行動療法の技術や理論を身につけることと,それに関わる基礎的なメカニズムを明らかにする研究を行うことをめざしています。認知行動理論の中でも,認知理論により重点を置き,人の認知的過程が行動や感情に及ぼす影響について検討しています。

例えば,認知療法の主要技法として認知再構成法があります。ですが,構成概念に過ぎない認知を「再構成」するとは,どういうことなのでしょうか。そうした素朴な疑問を出発点に,「腑に落ちる理解」のメカニズムを実証的に検討したりもしています。

また,近年注目されるマインドフルネスについても研究を行っています。マインドフルネスは,第3世代の認知行動療法と呼ばれる一連の技法の中核を担っています。また,マインドフルネスは,原始仏教における実践の中核を担う概念でもあります。マインドフルネスを真に理解し,役立てていくためにも,仏教の概念であるコンパッション(慈悲)やイクアニミティ(捨),シーラ(戒)などにも注目し,それらの実証的研究に力を注いでいます。

人の智は,理論や知識だけで構成されるのではありません。むしろ大部分は,体験による智に支えられています。当研究室では,勉強だけでなく,実践することも重視ししています。そのため,瞑想会なども行っています。

伊藤研究室には,たくさんの仲間がいます。仲間達と様々な体験をし,議論をたたかわせながら,世界に通じる新たな臨床心理学の創造をめざします。

2015年4月24日金曜日

4月22日(水) 修士論文デザイン発表会

発表者(M2)


玉榮伸康 「Guided discovery再考:腑に落ちたセッションと腑に落ちないセッションのプロセスの比較から」
坂本大河 「Compassion Training Programがいじめの予防に及ぼす影響」
平仲 唯「失敗場面におけるPositive Illusionの非機能性に対するマインドフルネストレーニングの効果の検討」
木甲斐智紀「マインドフルネスと相互依存的世界観の関連」

お疲れ様でした!

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